不動産担保ローンの返済を無事終えるためのポイント

不動産担保ローンで融資を受けた後、債務不履行に陥らずに完済するにはどんな注意が必要でしょう。

要点をお話ししておきます。

◎返済額の大半は金利に消える。

不動産担保ローンは、担保不動産の査定額の80%程度が融資の上限額として貸し出されます。

不動産に1000万円の価値があると査定されれば、800万円程度の融資が受けられます。

借りてしまったお金には返済金利というものがついていますが、多くの人は、その融資額はまるまる自分のお金だと錯覚してしまいます。

しかし実際には、そのうちの半分以上が金利の分のお金と思ってください。

1000万円を借りれば、500万円以上が金利という状態です。

◎引き出す額を最小限に抑える。

返済シミュレーションで確認すれば、上記のようなお話しの意味がわかっていただけると思います。

不動産担保ローンで融資を受けたお金は使い道自由ですが、繰り返して何度も返済と借入れを行なっていると、借入れの金利分が原資を上回って、使えるお金がなくなります。

この状態を回避するには、使い道を決め、引き出す額を最小限度に留めるしかありません。

◎不動産担保ローンが、キャッシュカードで引き出し・返済が自由なら、事実上の完済はありません。

完済した段階で契約解除しましょう。

完済しても手元に不動産担保ローンのキャッシュカードが残っていれば、事実上は完済になっていません。

必要な借入れが終わり、その分の返済が完了したら、不動産担保ローンの担保抹消手続きをし、契約を解除しましょう。